大東ネコのひたい農園です。春から袋栽培を続けてきたイネの品種「ハッピーヒル」に、ようやく穂が出てきました。
ハッピーヒルという品種について
ハッピーヒルは、水稲としても陸稲としても栽培できると言われている品種です。私たちの農園では都市部での袋栽培という条件のもと、この品種の栽培に取り組んでいます。
袋栽培という手法
耕作放棄地を活用した都市農園という性質上、農地の形状や土壌の状態に左右されにくい袋栽培は、私たちの研究テーマである都市部でのICT活用型栽培と相性が良いと考えています。土に直接植えるのではなく袋の中で育てることで、栽培環境をある程度コントロールしやすくなる点が特徴です。
約4ヵ月を経ての出穂
春に種をまいてから、約4ヵ月が経過しました。イネの生育は分げつや稲刈りに至るまで複数の段階を踏みますが、今回はその中でも大きな節目である「出穂」を確認できたことになります。
穂の様子
実際に出てきた穂を見ると、粒がしっかりと詰まっているように見えました。この詰まり方から、今後の登熟が順調に進めば、良い結果が期待できるのではないかと感じています。ただし、これはあくまで現時点での見た目からの印象であり、実際の収量や品質は今後の生育を見守る必要があります。
今後の観察について
出穂はイネにとって重要な段階ですが、ここから開花、そして登熟へと進んでいく過程でも、天候や生育状況によって様子が変わっていきます。引き続き袋栽培という条件下でハッピーヒルがどのように育っていくか、記録を続けていきたいと思います。
都市部での農地不足や災害時の食料確保という課題に対して、袋栽培とICTセンシングがどのように役立てるか、今回のハッピーヒルの栽培も含めて、今後も検証を重ねていく予定です。
この日の様子はInstagramでも公開しています。Instagramの投稿を見る
