大東ネコのひたい農園では、今年から新しい作物としてシュガーソルゴーを試験的に栽培しています。名前を聞いたことがない方も多いかもしれませんが、農園の一角で少しずつ大きく育ってきました。
シュガーソルゴーとはどんな作物か
シュガーソルゴーはイネ科の作物で、2m以上の高さになるのが特徴です。畑の中でもひときわ目立つ存在で、見上げるほどの草丈になります。
この作物の面白いところは、茎を絞った汁が甘いことです。搾汁を煮詰めるとシロップになると言われており、砂糖の代わりとして利用されてきた歴史もあるそうです。今回の栽培では、実際にシロップづくりまで試せるかどうかも含めて様子を見ているところです。
背丈が高くなる理由
もともとソルゴーの仲間は乾燥地帯でも育つよう、根を深く張り、茎を高く伸ばして光合成の効率を上げる性質を持っていると言われています。都市部の限られた土地でどこまで育つか、袋栽培との相性も含めて観察を続けたいと思います。
アブラムシの天敵を集める働き
シュガーソルゴーは、アブラムシの天敵となる昆虫を呼び寄せる作物としても知られています。一般に、ソルゴーのような背の高いイネ科植物は、天敵温存植物(バンカープランツ)として畑に植えられることがあると言われています。天敵となる虫が住み着くことで、周囲の野菜のアブラムシ被害を和らげる効果が期待できるそうです。
今年はこの効果を確かめる意味も込めて、農園内で試験的に栽培しています。実際にどのような虫が集まってくるのか、周辺の作物への影響はどうか、これから観察を続けていきたいと考えています。
都市農園での試験栽培という位置づけ
大東ネコのひたい農園では、耕作放棄地を再生しながら、袋栽培とICTを組み合わせた都市部での栽培方法を研究しています。シュガーソルゴーのように背が高くなる作物は、緑化の効果や、農薬に頼らない害虫対策の可能性を探るうえでも興味深い存在です。
今回はまず試験栽培として取り組んでおり、成長の様子や天敵を呼ぶ効果、シロップとしての活用まで、少しずつ記録していきたいと思います。
2m以上になる作物ですが、絞った汁は甘く煮詰めるとシロップになります。アブラムシの天敵を集める優れもの作物です。今年は試験的に栽培中です。
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