大東ネコのひたい農園では、茗荷(みょうが)の栽培に早生の枝豆を組み合わせる混植を行っています。今回はそのねらいと、酷暑の中での生育の様子について記録します。
茗荷と枝豆を組み合わせる理由
茗荷はもともと日陰を好む植物と言われています。強い直射日光や高温が続くと、生育や品質に影響が出やすいとされています。そこで、背丈のある早生の枝豆を近くに植えることで、茗荷にとって程よい日陰をつくる工夫をしています。
窒素供給への期待
枝豆はマメ科の植物で、根に共生する根粒菌のはたらきによって空気中の窒素を土壌に取り込む性質があると一般に言われています。この性質により、茗荷側にも間接的に窒素分が供給されることを期待して、この組み合わせを試しています。
酷暑の中での生育状況
今年の夏も厳しい暑さが続いていますが、この混植によって、枝豆と茗荷はどちらも順調に生長しています。枝豆がつくる日陰が、強い日差しを和らげる役割を果たしているようです。袋栽培という限られた土壌環境の中でも、植物同士の組み合わせによって微気象を調整できる可能性を感じています。
都市農業と袋栽培の視点から
大東ネコのひたい農園では、耕作放棄地を再生した都市部の小さな農園で、袋栽培とICTを組み合わせた栽培方法を研究・実証しています。限られたスペースや土壌条件の中で、作物同士の相性を活かした混植は、都市部での栽培を考えるうえで有効な手法のひとつになり得ると考えています。今後も、こうした組み合わせによる生育の変化を継続して観察していきたいと思います。
程よい日陰と窒素供給で、枝豆と茗荷はこの酷暑の中で順調に生長しています。
引き続き、大東ネコのひたい農園の様子をお伝えしていきます。
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