大東ネコのひたい農園日記です。
先日、アピオスの花を差し上げたお礼として、卵の殻をたくさんいただきました。ちょうど良いタイミングでの差し入れで、ありがたく受け取りました。
卵の殻とカルシウムの関係
落花生の殻づくりに必要な栄養
落花生は地上で咲いた花が地中に伸びて殻(さや)を作るという、少し変わった生育をする作物です。この殻の形成には、一般にカルシウムが多く必要になると言われています。カルシウムが不足すると、実入りの悪い殻ができてしまうこともあるようです。
いただいた卵の殻は、まさにこのタイミングでの栄養補給に活用できそうです。卵の殻には炭酸カルシウムが多く含まれているため、乾燥させて細かく砕くなどして土に混ぜ込むことで、緩やかにカルシウムを供給できると一般に言われています。
他の作物への効果
生育がよくなる作物と、注意が必要な作物
カルシウムは落花生に限らず、他の野菜の生育にも良い影響を与えることが多いようです。細胞壁を丈夫にする働きがあると言われており、病害への抵抗力や実の締まりに関わってくるとされています。
ただし、すべての作物に同じように良いというわけではなく、一部の作物では相性が良くない場合もあると聞いています。土壌のpHバランスや、他の栄養素との関係によって、カルシウムの効きすぎが逆に生育を妨げることもあるようです。今回いただいた卵の殻をどの作物にどれくらい使うかは、今後の様子を見ながら判断していきたいと思います。
これから
都市部の耕作放棄地を利用した袋栽培では、限られた土壌環境の中でどのように栄養バランスを整えていくかが課題の一つです。今回いただいた卵の殻のような身近な資材を活用しながら、記録を続けていきたいと思います。
アピオスの花をきっかけに、思いがけない栄養補給の機会をいただきました。地域の方とのやり取りも、この農園の楽しみのひとつです。
今後も落花生の生育状況とあわせて、カルシウム補給の効果についても観察していく予定です。
この日の様子はInstagramでも公開しています。Instagramの投稿を見る
