大東ネコのひたい農園では、6月に収穫して乾燥させておいた燕麦の穂を土に埋めておく作業を行いました。今回はその後の経過と、この取り組みの目的についてご紹介します。
燕麦の発芽
土に埋めてから9日が経ち、燕麦の芽が顔を出しました。小さな芽ですが、畑の一角に緑が増えてくると、作業の成果が見えてうれしいものです。
齧られた跡について
よく見ると、芽の一部がちょっと齧られたような様子になっていました。はっきりとした確認はできていませんが、おそらく野良猫が食べに来ているのではないかと考えています。燕麦の若い芽は、一般に「ねこ草」として知られており、猫が好んで口にすることがあると言われています。今回の畑でも同じようなことが起きているのかもしれません。
ドクダミ防除効果(アレロパシー)の実験
この燕麦を植える目的は、観賞用ではなく実験のためです。農園内では近年、ドクダミが広がりすぎてしまい、他の作物のスペースを圧迫する場面が出てきました。そこで、燕麦が持つとされるアレロパシー(他の植物の生育を抑制する作用)に着目し、ドクダミの防除に役立てられないか試しています。
昨年の結果と今年の取り組み
昨年も同じ方法で燕麦を植え、ドクダミの繁殖が抑えられたことを確認できました。この結果を受けて、2年目となる今年はエリアを広げて継続試験を行うことにしました。範囲を広げることで、昨年よりも効果の有無をより広い視点で確認できればと考えています。
今後の観察について
燕麦が育つ過程で、ドクダミの生育がどのように変化していくか、引き続き観察を続けていきます。都市部の限られた農地の中で、こうした植物同士の作用を活用した管理方法を探ることは、袋栽培やICTによる都市農業の研究とも関連する部分があると感じています。
今後の生育状況についても、農園日記で随時お伝えしていく予定です。
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